ねむりざまし[〈児女〉ねむりざまし・〈児女教訓〉ねふりざまし・いろはうた](2種)
【判型】半紙本2冊(天明板+明治版)。縦222粍(明治版225粍)。
【作者】手島堵庵作・序。中島保教(やすのり)編・跋。上河正揚跋。
【年代等】明和8年1月・安永2年7月作。同年8月、中島保教跋・刊。天明8年10月再刻。明治44年4月再刊。天明8年板([京都]近江屋治郎吉ほか板)。明治44年板(柴田謙堂編・序、[京都]明倫舎・修正舎蔵版*活版和装本)。
【備考】分類「心学」。天明板と明治版の2種。序文にあるように、「児女のともがら平常(へいぜい)織(おり)ぬふわざの口ずさみにもせよかしと修身(みをおさむる)の要語をやはらげ覚へやすからんがため、いろはの序(しだい)をもていやしき詞につゞり、聊(いささか)善心を興(おこ)す便と」したイロハ教訓歌2種を始め、いくつかの道歌集を合綴した書。冒頭は安永2年7月作の「いろはうた」で、「いぢがわるふは生(うま)れはつかぬ直(すぐ)が元来(もとより)うまれつき」から「京の太平楽々の身にほかの願ひはみな栄耀(えよう)」までの48首。続いて、明和8年1月(於五楽舎)作の「いろはうた」を掲げるが、これは「意必固我(いひつこが)もとなきものをこしらへて凡夫(ぼんぷ)頭巾をかぶるかなしさ」から「京童(きょうわらべ)いなか童もうたうたとしやべるは無心天の口なり」までの48首で、各首に教訓歌の典拠となった語句と出典を「不能居仁由義、謂之自棄(仁に居り義に由ること能わず、之を自棄と謂う)。『孟子』離婁(りろう)上」「天視自我民視、天聴自我民聴(天の視るは我民の視るに自(したが)う。天の聴くは我民の聴くに自う)。『書経』太誓」のように付記する(出典は「四書」『和論語』など)。さらに、「或わかき人に身のいましめをのぞまれて」と題して「何がそだてゝ誰が養ふて活(いき)てゐるぞと本(もと)さがしや」以下20首、「或人思ひと思案との弁を問ひしに」と題して「すぐは思ひじや思案とちがふこゝろさへ知れば(シリャ)それは(ソリャ)わかる」以下7首(安永2年7月作)、「夢中感得の小うた十二首」を収録する。
★原装・題簽付・美本。
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
|---|




オススメ度 3点
現在、49件のレビューが投稿されています。